伊豆的舞女

作者简介

川端康成(かわばた やすなり,1899年6月14日~1972年4月16日),日本文学界“泰斗级”人物,新感觉派作家,著名小说家。1968年以《雪国》、《古都》、《千只鹤》三部代表作获得诺贝尔文学奖,亚洲第三位获诺贝尔文学奖的人。

1899年6月14日生于大阪。毕业于东京大学。幼年父母双亡,其后姐姐和祖父母又陆续病故,他被称为“参加葬礼的名人”。一生多旅行,心情苦闷忧郁,逐渐形成了感伤与孤独的性格,这种内心的痛苦与悲哀成为后来川端康成的文学底色。 他一生创作小说100多篇,中短篇多于长篇。作品富抒情性,追求人生升华的美,并深受佛教思想和虚无主义影响。川端康成善于用意识流写法展示人物内心世界。因写《伊豆的舞女》而成名。

1972年4月16日,川端康成突然采取口含煤气管的自杀方式离开了人世,未留下纸质遗书。他早在1962年就说过:“自杀而无遗书,是最好不过的了。无言的死,就是无限的活。”

伊豆の踊子

第一节

  1. 葛折 つづらおり 羊肠小道。曲折的山路。 雨足 あめあし 雨势。
  2. 凄まじい すさまじい 可怕。惊人。猛烈。厉害。 =凄い
  3. 高等 こうとう 高等学校 高等動物 泊まる とまる
  4. 朴歯 ほおば 木屐。 高下駄 たかげた 高齿脚木屐。
  5. ときめく 心扑通扑通直跳。 喜びに胸がときめく。
  6. 見惚れる みとれる 着迷。看得入迷。 彼女の美しさにみとれた。
  7. 峠 とうげ 最高处。山顶。顶点。极点。危机。难关。 病気もとうげを過ぎた。
  8. 一行 いっこう 一行。同行者。 一行五人
  9. 座布団 ざとん 坐垫儿。 
  10. 息切れ いきぎれ 呼吸困难。气喘。 走ってきたのでいきぎれがする。
  11. 袂 たもと 和服袖。和服袖口袋。
  12. 踊り子は十七くらいに見えた。
  13. 凛々しい りりしい 严肃。英勇。 凛々しい姿。
  14. 調和 ちょうわ 协调。和谐。 美しく調和していた。
  15. 誇張 こちょう 夸张。夸大。 こちょうした言い方。
  16. 宿屋 やどや 客栈。旅馆。 宿屋に一夜泊まる。
  17. 眺める ながめる 注视。眺望。远望。静观。旁观。
  18. 一心 いっしん 一心。专心。 いっしんに働く。
  19. 空想 くうそう 空想的社会主義 くうそうてきしゃかいしゅぎ
  20. 中途 ちゅうと 中途。半路。  飛行機は悪い天候のためちゅうとから引き返した。
  21. 雨宿り あまやどり 避雨。
  22. ぎまぎ 慌神。慌张。 ふいに聞かれてどぎまぎする。
  23. 落ち合う おちあう 聚会。相会。碰头。  約束して駅でおちあう。
  24. 障子 しょうじ 日本式房屋的拉窗,拉门。
  25. お召し物 おめしもの 别人的衣服。 敬语  あなたのおめしものは本当によくお似合いです。
  26. 胡座 あぐら 盘腿坐。 正座 せいざ 正坐。端坐。日式跪坐。
  27. 反古 ご 废纸。乱纸。没有用的东西。作废。  ほごにする
  28. 湯気 げ 热气。水蒸气。 湯気が立つ。 ゆげに当たる。 由于洗澡时间过长头晕。
  29. 小 こ 差不多。将近。大约。 小一時間掛かる。
  30. 町 ちょう 町。旧时距离单位,约合一百○九米
  31. 軽蔑 けいべつ 軽蔑を含む。
  32. しきりに 频频。再三。屡次。
  33. もったいない もったい 不敢当。受之有愧。こんなに親切していただいて,本当にもったいことです。 浪费。可惜。 この暇を何もしないで暮すのはもったいよ。
  34. 痛く たく 甚。很。非常。 文语。 痛く感心した。 = たいへん
  35. トンネル tunnel 隧道。山洞。
  36. 道が九十九折になって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、雨足が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追ってきた。
  37. あんな者、どこで泊まるやらわかるものでございますか。お客があればあり次第、どこにだて泊まるんでございますよ。

第二节

  1. 稲妻 いなずま 闪电。
  2. あんばい 程度。状况。 いいあんばいに雨が上がった。 正好雨住了。 いいあんばいだ。 天气好。 今日はあんばいがいい。 今天身体好。
  3. いっそう 更。越发。 今日は昨日よりいっそう暑い。
  4. なんでもない 不介意。不要紧。没啥。不值得特别提起的。没什么了不起的。  毎日見られるなんでもない事です。
  5. 色気 いろけ いろけが付く。 情窦初开。
  6. 書生 しょせい 书生。学生。
  7. 無造作 むぞうさ 不慎重。随随便便。 むぞうさに引き受ける。
  8. えざえ 分外清明。分外清澈。
  9. 明るむ あるむ 发亮。明亮。 東の空が明るんだ。
  10. このあいだ。 前些日子。前几天。这段时间。そのあいだ。前几天。那期间。
  11. 微か すか 微弱。隐约。模糊。 遠くの方に島がかすかに見える。  かすかに記憶している。
  12. 鴨居 かもい 门、窗等的上框。
  13. 昼飯後 ちゅうはん 午饭。
  14. 物好き むずき 感兴趣。好奇。 物好きな人。  彼ほどものずきなものはない。
  15. 話しぶり 口气。口吻。说法。
  16. 薫る かおる 散发香气。有香味。
  17. 太鼓がやむとたまらなかった。雨の音の底に私は沈み込んでしまった。
  18. 雨が上がって、月が出た。雨に洗われて秋の夜が冴え冴えと明るんだ。

第三节

  1. 身の上 みのうえ 境遇。身世。 不幸なみのうえ。
  2. 止し し 停止。作罢。算了。 もうよしにしよう。到此为止吧。
  3. 込む む 表示完全或彻底处于某种状态 完全。彻底。 表示某种动作的充分实施 充分。十分。 使い込む。 考え込む。 黙り込む。
  4. 思い違い = 誤解
  5. 娘盛り むすめざかり 豆蔻年华。青春美貌时期。二八妙龄。
  6. 眠る ねむる <ー> 覚める さめる

第四节

  1. 槍 やり やりが降っても。 无论发生什么事情。哪怕下刀子。
  2. 座敷 ざしき 铺着草席的日式房间。应酬,招待。
  3. 情緒 じょうしょ 情趣。风趣。情緒豊か。
  4. 眦 まなじり 眼角。 面食らう めんくらう 吃惊。惊慌失措。 突然のことなのでめんくらってしまった。
  5. 鳥打 とりうち 圆帽。鸭舌帽。 鳥打をかぶる。
  6. 横 よこ 旁边。侧面。 彼のよこに座っている。
  7. 出立 しゅったつ 旅行出发。动身。
  8. 五目並べ ごもくならべ 五连棋,连珠棋。
  9. 造作 ぞうさ 费事,麻烦。(手間や費用がかかること。面倒。) こんな造作のないことはない。 款待,招待。(もてなし。ごちそう。) なんの造作もなくて、失礼しました。
  10. 忠告 ちゅうこく 純朴 じゅんぼく 純朴な人柄。
  11. 謡 うたい 歌谣。 生娘 きすめ 黄花闺女,纯洁少女。 処女(しょじょ)
  12. 額 ひたい 额,天庭。 額の広い人。 衣裳 しょう
  13. 好奇心 こうきしん 好奇心もなく、軽蔑も含まない、彼らが旅芸人という種類の人間であることを忘れてしまった。
  14. 手伝う てつだう 帮忙,帮助。(人の仕事を助ける。)
  15. 相模 さがみ 神奈川(かながわ)—東海道(とうかいどう) 相模国(さがみのくに)は、かつて日本の地方行政区分だった令制国の一つ。東海道に属する。
  16. 夜半 やはん 夜半,半夜。夜半を過ぎてから私は木賃宿を出た。

第五节

  1. 輪 わ おふくろの腕の輪の小犬。 浜 はま 海滨,湖滨。 浜辺。 はまべ
  2. 時分 ぶん 时刻,时间,期间,时候。 お花見時分に踊りに行って。
  3. 見当がつく けんとうがつく 有头绪,有眉目,判断出,推测出。 すると踊子は唐突に女の名前を二つ三つあげて、私に見当のつかない話を始めた。
  4. 泉 いずみ 希望の泉。 実践こそ知識の泉である。 実践 じっせん
  5. り 周围,四周。外围。(まわり。周囲。あたり。) 泉のぐるりに女たちが立っていた。
  6. 街道 かいどう 大道,大街,通衢。 本街道 大街,干道。
  7. 煙 けむり 櫛 くし 梳子,拢子。 櫛で髪をすく(梳く)。
  8. 引き返す 返回,折回。(進んできた道をもとへ戻る。ひっかえす。) 途中から引き返す。 進むことも引き返すこともできない。进退维谷。
  9. 落葉 ちば 
  10. 掲げる かかげる 悬,挂,升起,举起。 撩起,挑,掀。 着物の裾を掲げる。 刊登,载,登载。 新聞に広告を掲げる。 第3条に掲げた事項。
  11. 寄宿舎 きしゅくしゃ 宿舍。(学生・会社員などが、共同生活をする宿舎。寮。)
  12. 下り くだり 下,下(坡)。 そこで道は下りになる。 上り(のぼり)はつらいが下りは楽だ。 くだりは私と栄吉とがわざと遅れてゆっくり話しながら出発した。
  13. 炭焼き すみやき 〈料理〉炭烤(的鱼、肉)。烧炭,烧炭的人。 炭焼きのステーキ。 その山を降りて下田街道に出ると、炭焼きの煙が幾つも見えた。
  14. 中指 なゆび 指輪を中指にはめるのは恋愛中(ちゅう)という意味があるんだ。 嵌める はめる
  15. 親しい したしい 亲近,亲密,亲切,亲昵。(仲がよい、親密。)彼と彼女は親しい間柄だ。 彼とはむかしから親しくしている。