氷菓

阅读时间:2024年3月12日

一 ベナレスからの手紙

  1. 氷菓 ひょうか 冰制食品,冰点心。
  2. 伝統 でんとう 传统。 中国の伝統的な風味。 伝統を誇る大学。
  3. しこ 此致敬礼多为女性写信末尾使用。

二 伝統ある古典部の再生

  1. 呼応 こおう (彼此)呼应。(前后)呼应。 「非」は「不可」と呼応する。
  2. 自虐 じぎゃく そんなに自虐的になるな。
  3. 浪費 ろうひ 浪费。乱用钱。金品を無駄に使うこと。 時間の浪費だ。 つまらぬ物に金を浪費する。
  4. 多彩 たさい 多彩な色模様。 多彩な催しをくりひろげる。
  5. トレードマーク trademark商标。 特征。その人を特徴づける独特の外見。
  6. 書き手 かきて 写字、文章、书的人,笔者,画画儿的人。 よく売れる小説の書き手。
  7. 舞い込む まいこむ 飘进来,(飘然)飞入。 花びらが部屋に舞い込む。 闯进来,(出乎意料地)到来,进来,来临;降临。 仕事が舞い込む。 無名の手紙が舞い込んだ。
  8. ハイパー hyper超越,超···,过度。 ハイパーインフレーション。
  9. 正鵠 せいこく 箭靶子的正中心,鹄的,靶心。 问题的核心,要点,重点。 正鵠を射る。(いる) 正鵠を射た意見。
  10. 物は試し ものはためし 事情要敢于尝试、凡事都要试一试。
  11. 流用 りゅうよう 挪用。 図書費を交際費に流用する。 
  12. 辺境 へんきょう 边境,边疆。 辺境の地。
  13. スライド slide幻灯片。 講演にスライドを使う。 滑动。 ドアをスライドをする。
  14. 楚々 そそ 「清く美しい様子」や「可憐で美しい様子」を意味する言葉です。「楚々とした」や「楚々として」のように使われる「楚々」の、類語を知りたい方もいるでしょう。 ふと庭先を見つめると、楚々と咲く花が朝露に照らされていた。
  15. 妬ける やる 嫉妒,吃醋。 仲のいいのをみると妬ける。
  16. 快音 かいおん (使人心情愉快的)清脆的声音。 胸のすくような、さわやかな音。多く野球で、打球についていう。
  17. 度忘れ どすれ 一时想不起来、突然忘记。 相手の名前を度忘れする。
  18. 馬に蹴られる うまにけられる 当电灯泡,妨碍别人恋爱。
  19. 似非 えせ 假冒、伪装、诳骗。 似非文化人。 似非金持ち。 似非紳士。
  20. 粋人 すいじん 多才多艺的人,风流人物,雅士。
  21. 立て板に水 たていたにみず 口若悬河,话语流畅。 この先生は授業の時、立て板に水を流すようにします。
  22. 提唱 ていしょう 提倡,倡导。 正しいことばづかいを提唱する。
  23. 桁 けた 横梁,横木。 位数。 携帯番号の下4桁。
  24. 申し子 もうしご 天才,奇才。
  25. 交互 こうご 互相,交替。 交互にボールを投げ合う。
  26. スプリング 弹簧。 スプリングがきいている。
  27. 施錠 せじょう 锁上上锁,加锁。鍵をかけること。鍵をしめること。 倉庫に施錠する。 
  28. 担ぐ かぐ 担;扛;挑;背。 箱を肩に担ぐ。 リュックサックを担ぐ。
  29. マスターキー 万能钥匙(英) master key。
  30. かくして 如斯『書』,如此,这样(一来)。就这样接受前述事物,开始述说后项新事物时所用的连接词。  一日は斯くして終わった。 斯くして、新しい生活が始まった。 = かくて
  31. 風雨 ふうう 風雨にさらされる。(晒す さらす) 風雨を冒して航海する。

三 名誉ある古典部の活動

  1. 五万と ごまんと = たくさん
  2. ペーパーバック 平装本。
  3. 二毛作 にもうさく 一年种两茬;(不同作物)一年收获两次。
  4. 系統 けいとう
  5. 模擬店 もぎてん (游园会等的)临时小吃部。 園遊会・学園祭などの会場で、屋台店のようにこしらえて飲食物を供する所。
  6. 寸鉄 すんてつ 警句,精辟〔扼要〕的话。人の急所をつくような、短くて、深い意味をもつ言葉。  寸铁,小武器。
  7. 聖域 せいいき 神圣地带,不可侵犯的禁区。
  8. 大判 おおばん 大张纸,大开本。 大判の絵本。
  9. めくじ 蛞蝓,蜒蚰,鼻涕虫。
  10. 脱線 だっせん 离开本题,脱离常轨;走岔路。 話がちょっと脱線したね。 彼の演説はときどき脱線する。
  11. 発足 はっそく 出发;动身;(新成立的团体等)开始活动。 新しい協会は3月に発足することになっている。
  12. 反らす そす 向后仰(身),向后屈伸。 胸をそらして歩く。 体を反らす。
  13. 瞳孔 どうこう 瞳孔,瞳仁。 =瞳
  14. 安本丹 あんぽんたん 愚か者。あほう。ばか。多く,人をののしっていう語。 この,あんぽんたんめ。
  15. 浸かる つかる 淹;泡。水におおわれる;水をかぶる。 洪水に浸かった家々。 泡在(澡塘里)洗澡。 風呂につかる。
  16. 反駁 はんばく 他から受けた反対·非難に対して、逆に論じ返すこと。 誤った考えに反駁する。
  17. 司書 しょ 图书馆等的管理员。 
  18. 開架 かいか 开架(图书馆里读者可以从书架上自由取阅)。

四 事情ある古典部の末裔

  1. 末裔 まつえい 后裔,子孙,后代。
  2. 居住まいを正す いずまいをただす 正襟危坐。
  3. 語呂 ごろ 语感语调,腔调;韵辙,押韵。 語呂が良い。 语感很好;说起来很顺口;上口。
  4. 駄洒落 だじゃれ 拙劣的诙谐,无聊的笑话。 
  5. あやす 哄,逗。 小さな子供の機嫌を、うまく取る。 赤ん坊をあやして笑わせる。
  6. いかぶる 你太厉害之类的奉承话。 あの男を買いかぶっていたのがわたしの失敗のもとだ。 彼の人がらを買いかぶる。
  7. 人海戦術 じんかいせんじゅつ
  8. 誘う さそう 促使,引发,引起,引诱,诱惑。 涙を誘う。 快い天気に誘われて郊外へでた。 眠気を誘う。
  9. 取りも直さず とりもなおさず 即(是),就(是)。 今度の勝利は取りも直さず全員の努力の結果である。
  10. 掘り下げる ほりさげる 往下挖,往深掘。 深挖,深入思考,挖(思想)。 問題をさらに深く掘り下げる。

五 由緒ある古典部の封印

  1. 進学校 しんがくこう 升学率很高的学校。 大学受験を目指す生徒の多い(受験体制の整った)高校のこと。
  2. 汎用 はんよう 通用。 汎用機械。 汎用品。
  3. 補完 ほかん 增补,补充。 補完的役割。
  4. 下位 い 低位。 低的地位,下级。 下位の選手。
  5. 土壌 どじょう 政治の土壌。
  6. 領事館 りょうじかん 領事館に用事があります。
  7. だからといって 表示前后转折关系,“虽说如此”,非完整性承认下文,常常后接否定形式表示让步,不能因此就认为……当然也可以接肯定形式表示原因。 いくら親や兄弟だからといって、連帯保証人にされるのは迷惑な話である。 僕は料理は苦手であるが、だからといって、料理は女が作るべきものだと思ったことはない。
  8. 握りつぶす にぎりつぶす 置之不理,搁置起来,束之高阁。 要求を握りつぶす。
  9. ハンガー hanger衣架。 ワイシャツをハンガーにかける。
  10. 馬が合う うまがあう 对劲儿,投缘,合得来。 彼はどういうわけが馬が合わない。
  11. 花粉 かふん 花粉症 
  12. 品位 ひんい 品格,风度;体面。 そんな事をすると君の品位が下がる。 品位を落とす。
  13. トルコ 土耳其。
  14. みじくも (表现得非常)确切,恰当,巧妙。 いみじくも言い得た。
  15. スリート athlete运动员,体育家。 トップアスリートが集まった国際大会。
  16. インテリゲンチャ (俄) интеллигенция 知识分子。
  17. 口を挟む くちをはさむ 插嘴。他人の話している途中に割り込んで話す。 あの人は良く口を挟むし、人間ができていない。
  18. 血脈 けつみゃく 座学 ざがく 讲座。 座学は一時間で終った。
  19. 金庫 きんこ 保险柜。 薬品 やくひん
  20. りなす 说和,调停,调解,排解。 
  21. 割り切る (态度)干脆;毫不犹豫地下判断。 この問題はそう簡単には割り切れない。 割り切った態度。
  22. 御曹司 おんぞうし 公子哥儿。公卿家的子弟。
  23. 絡み らみ 連……,帶……,表示包括在內,與其一同之意。瓜葛,關於……方面。表示與其有密切關係。(それを含めて、そのものといっしょにの意をあらわす。ぐるみ。) 職場絡みの問題。 左右,上下。表示大體那樣,相接近。(大體そのくらい、その前後であることを表す。) 四十絡みの男。
  24. 厚み あつみ 厚(度)。 厚みのある人。 厚みのある本。
  25. 序文 じょぶん 序文,序。
  26. 命名 めいめい 命名,取名。名前をつけること。 赤ちゃんの命名は両親にとって最も重要な事です。
  27. 時効 じこう 時効になる。 (权利)因时效而丧失,失效。
  28. 創刊 そうかん 创刊。 創刊号。

六 栄光ある古典部の昔日

  1. 昔日 せきじつ 昔日、往昔。
  2. 尺八 しゃくはち 尺八,箫。 尺八を吹く。
  3. 公序良俗 こうじょりょうぞく 公共秩序和道德。
  4. 鼻白む はなじろむ 显出畏缩,懦怯,羞怯心灵,败兴。 反論に鼻白む。
  5. 三人寄れば文殊の知恵 さんにんよればもんじゅのちえ 三个臭皮匠赛过诸葛亮。特別に頭の良い者でなくても三人集まって相談すれば何か良い知恵が浮かぶものだ、という意味。 
  6. 掻い摘む かいつまむ 概括,抓住重点。多用「かいつまんで」的形式。 かいつまんで話す。=要するに 
  7. マウンテンバイク Mountain bike ママチャリ 女士自行车。
  8. 不得手 ふて 不擅长、不拿手。 数学は不得手だ。
  9. 突飛 とっぴ 反常,离奇,古怪,突然。行動が、思いがけなかったり、風変わりであるさま。 突飛な服装。 突飛な発想。
  10. 心象 しんしょう 形象,印象。 心象風景。
  11. 売り子 うりこ 店员,售货员。 店頭(売り場)に買いに来る客に品物を売る仕事をする人。狭義では、デパートなどの女店員を指す。 (流动叫卖的)售货员,(沿街叫卖的)小贩
  12. 叩き台 たたきだい 批判・検討などを加えて、よりよい案を得るための原案。 この試案を討議の叩き台として提出する。
  13. 搦め手 からめて 弱点,对方注意不到的地方。
  14. 取り下げる 撤消,撤回。一度差し出したもの、または預けたものをとりもどす。転じて、いったん提起した訴え・申請・考えなどをとり消す。 辞表を取り下げる。
  15. 団結 だんけつ 手芸 しゅげい 手工艺。
  16. 論う あげつらう 讨论、议论。 過去の失敗を論う。 
  17. 紛い物 まがいもの 伪造品,仿造品。 紛い物をつかまされる。 
  18. 牽強付会 けんきょうふかい
  19. 抜本的 ばっぽんてき 彻底的,除掉根本原因的。 抜本的な改革。
  20. 時計回り とけいまわり 顺时针。 反時計回り はんとけいまわり 逆时针旋转。
  21. 月報 げっぽう 月报,每月的通报(报告书)。
  22. 当てが外れる あてがはずれる 期待落空,没有指望。 もっと客が入ると思ったが、当てが外れた。
  23. 要約 ようやく 要点;摘要;概要;概括;归纳。 話を要約して手帳に書く。 次の文を読んで,内容を100字以内に要約しなさい。
  24. 投げやり 马虎,草率,随便。 投げ遣りな態度ではなにごともできない。
  25. 議事 じ 议事,开会讨论事项。 議事に参加する。 これから議事に入ります。
  26. モ demonstration示威,示威运动,游行示威。 デモを行う。
  27. 一端 いったん 一部分,一端。 問題の一端にふれる。 一端,一头。 机の一端を持ち上げる。
  28. 唱える となえる 声明,提出提倡,倡导,主张。 異議を唱える。 規則の改正を唱える。
  29. 戦果 せんか 縮小 しゅくしょう 人員を縮小する。
  30. 広義 こうぎ 狭義 きょう
  31. ボタージュ sabotage怠工,消极工作。 ハンガーストライキ 绝食斗争,绝食罢工。

七 歴史ある古典部の真実

  1. 舌戦 ぜっせん 激しく議論すること。口論。 
  2. 田園 でんえん 田園風景。
  3. 語弊 ごへい 用词不当,语病。 語弊があるかも知れないが。
  4. 伝達 でんたつ この指令は文書で伝達した。 命令が次から次へ伝達された。
  5. やり抜く 最後までやる。どこまでもやる。[可能]やり抜ける〈自動下一〉
  6. 後退 こうたい 景気の後退。 成績がだんだん後退する。
  7. サラエヴォ 萨拉热窝。
  8. 禁句 きんく 避讳的言词,禁忌。他人の感情をそこねるので、使うのを避けるべき語句。 当時「自由」は禁句だった。
  9. ポ appointment的省略语指定,预定,约会。
  10. ブラインド blind百叶窗,遮光帘。 ブラインドを下ろす|上げる。
  11. 申し訳 以“~程度の”、“~ばかり”、“~に”等形式表示只有形式,内容不相符形式表示敷衍塞责。 ほんの申し訳程度に勉強して遊びに行った。 ほんの申し訳程度の寄付をする。
  12. 斟酌 しんしゃく 双方の言い分を斟酌する。 紙面の都合で広告文の長さを斟酌する。
  13. れ込む 延迟,推后。 会期が翌月にずれ込む。
  14. 結成 けっせい 结成组成,组建成立组织或团体。 労働組合を結成する。 新党を結成する。
  15. 貧乏くじ 最不利的签。厄运。 貧乏くじを引く。 吃亏,倒霉。 断ることが苦手な人は、貧乏くじを引いてしまいがちだ。
  16. シュプレヒコール 齐呼口号。デモ・集会などでスローガンを全員で一斉に叫ぶ示威行為。 デモ隊は増税(ぞうぜい)反対のシュプレヒコールを繰り返す。
  17. 飛び抜ける 卓越,出众,超群,出类拔萃『成』,远远领先。 彼は数学が飛び抜けている。
  18. 遅ればせ おくればせ (赶来得)较晚,晚些。 遅ればせながら御礼申し上げます。
  19. 走り書き はしりがき 潦草书写,疾书。 走り書きのメモ。
  20. 筆記 ひっき 笔记,记下来亦指写下来的东西。 講演の内容を筆記する。 筆記試験。

八 未来ある古典部の日々

  1. 無念 ねん 懊悔。遗憾。 無念の涙がこみ上げる。 残念無念。
  2. 印刷 いんさつ 
  3. たらす 带来;招致;造成。多く抽象的なものごとについていう。 人々に幸福を齎す。 低気圧が雨を齎す。

九 サラエヴォへの手紙

  1. 考え物 かんがえもの 谜题,疑问,难题,值得商讨的问题,不该轻易决定的问题。 それは考え物だ。

2024年3月20日读毕