幽霊

阅读时间:2023年8月7日

  1. 祝賀会 しゅくがかい 庆祝会。(祝うための会合。) 十日ばかり前にある会社の創立祝賀会が催された時、発起人達が顔を揃えて写真を取ったことがある。
  2. 幻影 げんえい それは決して幻影ではなかった。目をこすって見たり、写真の表を撫でて見たりしても、そこにある恐しい影は消去りはしなかった。
  3. 株主 かぬし 股东。(株式会社の株式の所有者。) その半年の間の会社の営業状態はこれまでにない好成績を示していたし、他に別段心配する様な問題もなかったので、ただ通り一ぺんの報告演説をすれば事は済むのであった。彼は百人近くも集った株主達の前に立って、もうそういう事には慣れ切っているので、至極板についた態度口調で話を進めるのであった。
  4. 上述 じょうじゅつ 上述の事情でござりまして…… 上述のとおり。
  5. 晴れ晴れ はればれ (天气)晴朗,(心情)愉快,明朗,明快。 さて、海岸へ行って見ると、予期した通りすっかり気分が軽くなった。海岸のはればれした景色も気に入った。
  6. 一心不乱 いっしんふらん 一心一意,专心一致一心一意,专心致志。 近づいて見ると、それは一人の男が、もう大分年寄りらしかったが、向うをむいてじっと蹲っているのだった。その様子は、何か一心不乱に考え込んでいるらしく見えた。
  7. 遺漏 いろう ちょいちょい 时常,经常。 万(ばん)遺漏のないお役所の書類にもちょいちょい抜目があるものですね。
  8. 盲滅法 めくらめっぽう 盲目行动,胡搞,乱来。 誰にしたって、御役所の書類といえば、もうめくら滅法に信用して了う癖がついていますから、一寸気がつきませんよ。
  9. 隠居 いんきょ 隐居,闲居。 退休;放弃户主权。 彼は死亡を装う前に既に隠居していたのだ。見ると、名前の上に朱線も引かれていなければ、上欄には隠居届を受附けた旨記載してあるばかりで、死亡の死の字も見えないのであった。